2010年06月19日

巨大布画の原画

どうにもテンションが下がっています。
原因の一部・・いやもしかしたら大部分は、天候の影響かもしれないです。


四季の中で一番大好きなはずの、爽やかな新緑の季節がいつの間にか過ぎていて、
苦手なジトッとした梅雨がやってきたから、気分が急降下しちゃってるような気がします。

髪も膨らんで、なんだかえらいことになってるし。 そういや、もともと、女心って、
その日の髪型や服装が気に入ってないと、1日気分が重かったりしちゃうっけね(笑)。


まあ、それは置いといても、なんか、全体的に気分が滅入っていて、
暗い。 自分がface07


仕事のときとかにはテンションあげてるけど、それでも疲れが出てる気がするなあ・・icon11
う~ん、真夏の仕事のハードさと、いやそれよりも大変な事前の仕事の段取りを想像するだけで、
疲れてしまってる気がする・・。

あー、それでも仕事の休日にカラッと晴れたりしてくれれば、ちょっとは気分転換もできるだろうに。
こればっかは、おてんとう様に委ねるしかないですねicon01



そう、おてんとうさま。

太陽。

澄んだ空。

心地よい、爽やかな風。




・・・・そんな願望が、自分からダダ漏れちゃったのか?
と思うような絵を、描いてしまいました。



一応コレ、この夏に描く、巨大な布絵(※2m×2m予定)のデザイン画です。

去年、シャッターアートに参加させてもらった、長野市南石堂商店街の企画に、
今年も参加させてもらうことになったのですが、

スケジュールの都合で、今年は、私はシャッターに描くのは不可能そうなので、
(※今年は営業しているお店のシャッターに描かせてもらうので、
  制作日が、そのお店の定休日限定になるのですが、
  そこに私の仕事の休日を合わせるのがどうにも難しく、制作時間が確保できないのですicon11

そのかわりに、得意な布に描いて、『蟻の市』イベントの当日に展示してもらうことになったのです。

アートフラッグですね。


今年のテーマは、 「はな」 。


そこで真っ先に浮かんだのが、「太陽の花」。

イメージとしては、花で、太陽をつくる感じ。


その太陽から、光とともに、たくさんの小さな花が降り注ぐ。




・・・・・当初のイメージでは、動物はいませんでした。
制作日当日に、ふと、何か加えちゃおうかと浮かんだんだけど、

また、つい、ね。 せっかくなら、「羽根」のあるものを描きたくなっちゃったのです。
 (※羽根が生えたくなったの、久しぶりだけどね。いま、どんな心理状態なんだろう、私・・・icon11


天使か動物か迷って、結局、ペガサスっぽいものにしちゃったんだけど、
あえて、角は描かなかった。 だから、ペガサスじゃないと思う。 顔はヤギっぽいし。
どうせならタテガミを描かずに、完全架空の動物のほうがよかったかも。


でも、この動物を描いてしまったことで、なんだかとってもメルヘンチックな絵になってしまった・・。
当初のイメージでは、もっと大人っぽい絵にする予定だったんだけど・・。


この絵には描いちゃった動物だけど、やっぱりいなくてもいいのかも。
う~ん、よくわからん・・icon11




・・・・今回のデザインには、色合いの指定があって、
そこには青系の色が入っていないので、こんなに空色を使っちゃマズイかもなんだけど、

だけど、やっぱり、太陽の背景は青空が一番映えるだろうね・・。

このデザイン画では、背景はフラットな感じだけど、
布に描くときには、複数の色が交じり合ったグラデーションになると思う。

動物を描いたとしても、七色の生き物になってるかもしれない。



正直、描き始めてみないとわからないです。

もともと、下絵をほとんど描かずに、その場のインスピレーションで描くスタイルなので、
こんなふうにデザイン画を描くことも稀で、難しかったです。


まあ、ほんと実際、その場にみないとわからないよなあ。 布って、生き物だから(笑)。


こちらの予想外の風合いになったり、素直じゃなかったのに、急に素直になったり、
その場その場の駆け引きが必要で、スリリングで興奮するんです。


描き始めたら、面白いだろうなあ。

・・・あ、ちょっと元気になってきたかも(笑)。



布とのガチンコ勝負、楽しみです。
  


Posted by Sai at 21:50Comments(2)制作日記