2011年08月27日
お産のお話・2「おさんぽ会」

私は、長野市にある「助産所ほやほや」さんで出産しました♪
いや〜、ほやほやさんのおかげで、とっても楽しいマタニティライフでしたよ!
私が、ほやほやさんを選んだのは、ズバリ、楽しそうだったから♪
妊娠する前から存在は知っていました。 本で「助産院はイイ!」ということを知ったとき、「この辺だと、どんな所があるんだろう?」と思って調べてみて、この「助産所ほやほや」さんのHPに辿り着いて、「ここがいい♪」とチェックしていたのでした。
アットホームで♪
お産の時だけじゃなくて、妊娠中から「おさんぽ会」や「ヨガ」をしたり、出産後にも年数回、また集まれるイベントがあったり、と・・、産前も出産後も、とっても楽しそうだったんです♪
私は、出産後のほうはこれからだけど、産前のいろいろな集まりは、参加して本当によかったです(^ー^)
上の写真は・・、おさんぽ会のあとに、みんなで長野市豊野町浅野の「珈琲日和」さんに行ったときのです。
おさんぽ会は、妊婦の中の参加希望者と、助産所からは2人の助産師さんが、一緒にいろんな場所を歩くんですけど、
妊婦同士も、助産師さんとも、たくさんお喋りできて、楽しかったし、すごい収穫でした☆
で、歩いたあとには、みんなでランチ♪
いろんなお店に行きましたよ〜♪ 普段はランチだけなんですけど、
この珈琲日和さんの時だけは、ちょっぴり贅沢しちゃいました☆
食後のコーヒーと、このときの季節のスイーツの「焼きりんご」にアイスクリームとワッフルを添えたセット♪
「今シーズンは、いま仕込んである分でラストなんです」というお店の人の言葉に、
「じゃあ、今日食べなきゃ!」と、みんなで同じものをオーダーしちゃったのでした(笑)。
糖分もだけど、コーヒーも、妊娠中はみんなカフェイン控えてるんですけど、
「たまにはね☆ 助産師さんがついている今日なら、堂々と味わえるね♪」って(笑)。
また、お店の人が、妊婦用には特別にカフェイン少なめのブレンドで作ってくれて。 みんなで幸せな空間を堪能してきた1日でした♪
ヨガやおさんぽ会では、いろんな妊婦さんと話ができたんですけど、
第2子を妊娠中の方に、1人目の出産のときのお話をきいたら、「楽しかった♪」って言ってたんです!
普通、お産のときの話をすると、みんな「私は、こんなに大変で・・」って語るじゃないですか。 すごく痛くて、つらくて、もう二度とイヤ!みたいに。 「そんなに痛いの? 怖い・・。やだな〜・・」って、ものすごくネガティブになっちゃいますよね(笑)。
本とかで、いくら「素晴らしい経験ですよ!」とか書いてあっても、「ほんとかよ・・」ってどこかで思ってしまう。 ところが、満面の笑みで「よかったよ♪」って語る人に、直接(※ここ重要です!)出会えるって、すごく励みになるなあ、って思いました!
面白かったのが、自分の好きな場所(お店だったりイベントだったり)に行ったとき、お腹が大きいと出産や子育ての経験のある人に話しかけられたりして、「どこの産院?」ときかれて、「助産所ほやほやです」と答えると、「うちもそうだったよ!ほやほやさん、いいよね〜!」と言われることが何度もあったこと。 また、助産所で知り合った他の妊婦さんとイベント会場で再会したり、過去に同じイベントに出展していたことがわかって驚いたりしました。 不思議と繋がってるんだな〜と、面白かったです。
また、そういう繋がりの人たちがみんな、お産に対してポジティブなイメージを持っていて、すごく励みになりしました♪
私は、最初の妊婦検診からずっと助産所ほやほやさんに行ってたんですけど、
助産所では、血液検査などの医療的な検査は出来ないので、妊娠中に何度か総合病院も受診する機会があるんです。
すると、本当に「助産所と病院は違うな〜」と思うことも多くて。
何がどう違うのか? それは次回書こうと思います。 お楽しみに(^ー^)
2011年08月26日
お産のお話・1「助産所で産む!」

・・最近、だいぶ落ち着いたし、そろそろ、お産の話でもしよっかな?と思います。
私は、助産所で出産したんですけど、
初産で、病院じゃなくて助産所を選ぶ・・っていうのがちょっと珍しいのか、
ちょうど臨月になる頃、看護学校の学生さんたちの実習シーズンだったらしくて、その助産所にも入れ代わりで何人もの学生さんたちが来てたんですけど、もれなく質問されちゃいましたね〜。「なんで助産所を選んだんですか?」って。
他にも、何人かからされた質問が、「病院じゃないと怖くないですか?」で。 ああ、そっか、一般的にはそういう感覚なのか〜って思いました。 私はその質問に、「病院のほうが怖い・・」って答えちゃってたので、怪訝な顔されちゃってましたけど(笑)。
・・あ〜、でも自分だって、何も知らなかった以前の私だったら、そういう反応しちゃってただろうな〜。
周囲からは「万一のことがあったら大変なんだから、病院のほうがいいんじゃないの?」って言われたりもしたけど、
そういうときには、提携している病院に搬送される仕組みになっているので大丈夫。
助産所だと、助産師さんたちが、妊婦ひとりひとりに徹底的に関わってくれるから、何か異常があったらすぐ気づいてくれそうな気もします。
・・意外に思われるかもしれないけど、
私は、怖い思いをするのは嫌!
痛いのも大嫌い!
・・だから助産所を選んだんです(笑)。
「??」って感じでしょうか? だって、助産所だと、陣痛促進剤も鎮痛剤も使わないのに?
・・・・いや〜、私、いろんな本を読んでて、それらに書いてあったんですけど、
陣痛は激痛だけど、女性の身体って、本来はその痛みに合わせて、それを緩和させるホルモンも出るようになってるそうなんです。
ところが人工の薬を使ってしまうと、バランスが崩れて、そのホルモンが的確に出ない・・。 だから、かえって激痛に苦しむハメになるそうで。 ・・・・怖ッ!!
病院って、処置をした分だけ儲かる仕組みになってるじゃないですか。 それに、訴訟を起こされても困るから、薬もバンバン使って、「やれる医療行為は全てやりました!」ってスタンスをとるほうが楽なんだそう。
ある研究によると、助産所と病院それぞれの、赤ちゃんが産まれた曜日と時間帯を調べてみたところ、
助産所では、曜日にも時間帯にも偏りはないんだけど、
病院では、土・日・祝の出産が極端に少なくて、出生の時間帯も、午後1時〜2時がピーク(夜から明け方までは少ない)の山型になったそうです。
それって・・明らかに病院の都合ですよね?
それに、病院で使われている分娩台だって、お医者さん側は処置しやすいけど、産婦にしてみれば、リラックスはできないし、重力をうまく利用することもできない・・しんどい体勢らしいです。
分娩台に上がる前だって、病院だと1人で放置されるって話もよく聞くし・・。
嫌だ、嫌だ、そんな思いはしたくない! 必要以上に痛いのも、怖いのも、私はイヤだあ!
だから、病院じゃなくて助産所を選んだんです。
・・・・って、長々と語っちゃいましたけど、
これらの話には、妊娠がわかってから読んだ本の内容も入っているので、
妊娠前に知っていた知識としては、「助産所出産のほうが、病院出産よりも、満足度がずっと高い」くらいだったかもしれないですけど(笑)。
でも、以前にもブログに書いたことがあると思うんだけど、
私、子どもの頃から、「あんたは風邪をひくとなかなか治らない」ってずっと言われていて。ちょっと風邪の症状が出るとすぐ市販薬を飲まされて、でも良くならなくて近所の病院に行って、処方された薬を飲んで。 喉の痛みや鼻水なんかは良くなるんだけど、次の段階で咳が出はじめると、全然とまらなくて、どんどんひどくなってしまって、少し遠くの、気管支に強いとかいう先生のいる病院まで行って・・ということが何度もありました。 それが、整体師さんのお話を聞いて、「薬を飲まないで、ただしっかり身体を休めて風邪を経過させると、身体のバランスが整って、そのあと身体が絶好調になるから!騙されたと思って一度やってみて」というのを実践してみたところ、3日かそこらでスッキリ回復して☆ そんなこと初めてだったので驚きました。 これまでの苦しみは何だったの、って(笑)。
布ナプキンにしてもそうで、使いだして数ヶ月たったら、生理痛は軽くなるわ、量が減って日数も短くなるわ、それまでたいてい31日以上あって、前後3日くらいのズレは当たり前だった生理周期が28日・・っていうか、月の満ち欠けのリズムぴったりになったときは本当に驚きました。(何ヶ月か続いたんだけど、たぶん仕事でいろいろあったストレスからか、またちょっと周期が乱れたみたいで、そのあと妊娠がわかったので、自己データの収集が途中で中断しちゃってる状態です。)
ともかく、上の二つの経験から思ったことは、「当たり前だと思っていることが、実は身体には良くない・・ってことが、けっこうあるんだ!」ってこと。
だから、「出産は病院でするのが普通なんだから・・」っていう図式より、妊婦ひとりひとりにしっかり寄り添ってくれて、余分な処置はせず、女性の力を信じてサポートしてくれる・・そんな助産所での出産を選択したのは、自分のなかでは至って自然なことで、迷いは全くなかったです。
そうして臨んだ助産所出産・・、私としては、後悔は一切していません。 助産所を選んで、本当によかったと思っています! この続きは、明日また書きますね♪