2011年08月26日

お産のお話・1「助産所で産む!」


・・最近、だいぶ落ち着いたし、そろそろ、お産の話でもしよっかな?と思います。



私は、助産所で出産したんですけど、

初産で、病院じゃなくて助産所を選ぶ・・っていうのがちょっと珍しいのか、

ちょうど臨月になる頃、看護学校の学生さんたちの実習シーズンだったらしくて、その助産所にも入れ代わりで何人もの学生さんたちが来てたんですけど、もれなく質問されちゃいましたね〜。「なんで助産所を選んだんですか?」って。


他にも、何人かからされた質問が、「病院じゃないと怖くないですか?」で。 ああ、そっか、一般的にはそういう感覚なのか〜って思いました。 私はその質問に、「病院のほうが怖い・・」って答えちゃってたので、怪訝な顔されちゃってましたけど(笑)。


・・あ〜、でも自分だって、何も知らなかった以前の私だったら、そういう反応しちゃってただろうな〜。



周囲からは「万一のことがあったら大変なんだから、病院のほうがいいんじゃないの?」って言われたりもしたけど、


そういうときには、提携している病院に搬送される仕組みになっているので大丈夫。


助産所だと、助産師さんたちが、妊婦ひとりひとりに徹底的に関わってくれるから、何か異常があったらすぐ気づいてくれそうな気もします。





・・意外に思われるかもしれないけど、


私は、怖い思いをするのは嫌!
痛いのも大嫌い!

・・だから助産所を選んだんです(笑)。




「??」って感じでしょうか? だって、助産所だと、陣痛促進剤も鎮痛剤も使わないのに?



・・・・いや〜、私、いろんな本を読んでて、それらに書いてあったんですけど、


陣痛は激痛だけど、女性の身体って、本来はその痛みに合わせて、それを緩和させるホルモンも出るようになってるそうなんです。

ところが人工の薬を使ってしまうと、バランスが崩れて、そのホルモンが的確に出ない・・。 だから、かえって激痛に苦しむハメになるそうで。 ・・・・怖ッ!!


病院って、処置をした分だけ儲かる仕組みになってるじゃないですか。 それに、訴訟を起こされても困るから、薬もバンバン使って、「やれる医療行為は全てやりました!」ってスタンスをとるほうが楽なんだそう。


ある研究によると、助産所と病院それぞれの、赤ちゃんが産まれた曜日と時間帯を調べてみたところ、

助産所では、曜日にも時間帯にも偏りはないんだけど、

病院では、土・日・祝の出産が極端に少なくて、出生の時間帯も、午後1時〜2時がピーク(夜から明け方までは少ない)の山型になったそうです。


それって・・明らかに病院の都合ですよね?


それに、病院で使われている分娩台だって、お医者さん側は処置しやすいけど、産婦にしてみれば、リラックスはできないし、重力をうまく利用することもできない・・しんどい体勢らしいです。


分娩台に上がる前だって、病院だと1人で放置されるって話もよく聞くし・・。



嫌だ、嫌だ、そんな思いはしたくない! 必要以上に痛いのも、怖いのも、私はイヤだあ!



だから、病院じゃなくて助産所を選んだんです。




・・・・って、長々と語っちゃいましたけど、

これらの話には、妊娠がわかってから読んだ本の内容も入っているので、


妊娠前に知っていた知識としては、「助産所出産のほうが、病院出産よりも、満足度がずっと高い」くらいだったかもしれないですけど(笑)。



でも、以前にもブログに書いたことがあると思うんだけど、

私、子どもの頃から、「あんたは風邪をひくとなかなか治らない」ってずっと言われていて。ちょっと風邪の症状が出るとすぐ市販薬を飲まされて、でも良くならなくて近所の病院に行って、処方された薬を飲んで。 喉の痛みや鼻水なんかは良くなるんだけど、次の段階で咳が出はじめると、全然とまらなくて、どんどんひどくなってしまって、少し遠くの、気管支に強いとかいう先生のいる病院まで行って・・ということが何度もありました。 それが、整体師さんのお話を聞いて、「薬を飲まないで、ただしっかり身体を休めて風邪を経過させると、身体のバランスが整って、そのあと身体が絶好調になるから!騙されたと思って一度やってみて」というのを実践してみたところ、3日かそこらでスッキリ回復して☆ そんなこと初めてだったので驚きました。 これまでの苦しみは何だったの、って(笑)。


布ナプキンにしてもそうで、使いだして数ヶ月たったら、生理痛は軽くなるわ、量が減って日数も短くなるわ、それまでたいてい31日以上あって、前後3日くらいのズレは当たり前だった生理周期が28日・・っていうか、月の満ち欠けのリズムぴったりになったときは本当に驚きました。(何ヶ月か続いたんだけど、たぶん仕事でいろいろあったストレスからか、またちょっと周期が乱れたみたいで、そのあと妊娠がわかったので、自己データの収集が途中で中断しちゃってる状態です。)



ともかく、上の二つの経験から思ったことは、「当たり前だと思っていることが、実は身体には良くない・・ってことが、けっこうあるんだ!」ってこと。



だから、「出産は病院でするのが普通なんだから・・」っていう図式より、妊婦ひとりひとりにしっかり寄り添ってくれて、余分な処置はせず、女性の力を信じてサポートしてくれる・・そんな助産所での出産を選択したのは、自分のなかでは至って自然なことで、迷いは全くなかったです。


そうして臨んだ助産所出産・・、私としては、後悔は一切していません。 助産所を選んで、本当によかったと思っています! この続きは、明日また書きますね♪


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Posted by Sai at 23:15│Comments(4)お産のお話
この記事へのコメント
はじめまして。
UPされている写真を見て「!」と思わずお邪魔しました^^

ほやさんでご出産されたのですね♪
実は私も第3子をほやさんで出産したんです。

コレまでの病院でのお産とはまったく違って、本当に心から喜びを感じるお産になりましたよ。

娘ももうすぐ3歳。

3年前になるんだ・・・と思いながら、リビングに飾ってある
ほやさんから戴いた出産のときの写真を眺めてみました。

きっとSaiさんも素敵なお産だったんでしょうね♪
次回のUPも楽しみにしています(*^-^*)
Posted by hana*hana at 2011年08月27日 00:24
>hana*hanaさんへ


ありがとうございます♪

そうです! ほやさんでプレゼントしてもらった写真です♪


お子さん、3人もいらっしゃるんですね! すごいなあ♪

私はまだまだ新米ですが、少しずつ、いろいろ書いていけたらいいなあと思っています。
よろしくお願いします(^ー^)



hana*hanaさんのお名前、以前どこかで見覚えがあるような・・? もしかして、作家さんだったりします? なんとなく、見たのは数年前のような気がするので・・、ギグルスとか、MIDORIのフリマボックスとか・・? 全然違ってたらすみません(>_<;)
Posted by Sai at 2011年08月27日 19:24
お返事くださってありがとうございます(*^-^*)

あら・・・見覚えがあるなんて本当に嬉しい☆(´ー`人
「作家」と言ってしまえるほどたくさんの作品は生み出していないんですが、ちょこちょこイベントにハンドメイド作品を並べさせていただいています♪

MIDORIさんやギグルスさんへはまだご縁がないのですが、これからもう少し頑張ってまた活動の幅を広げられたら・・と思っています^^

saiさんもとってもかわいらしくて素敵な作品を作っていらっしゃるんですね~☆
どこかのイベントでご一緒できたら嬉しいです☆
Posted by hana*hana at 2011年08月27日 22:59
>hana*hanaさんへ

返信がすっかり遅くなってすみませんm(__)m

やっぱり作家さんだったんですね♪

昔、MIDORにフリマボックスというお店があって、何人かのハンドメイド作家が出品していたり、権堂のネオンホールや善光寺門前でギグルスというイベントがあって、そこでたくさんの作家さんと知り合ったりしていたので、その中のお一人かな?と思っちゃったのです。どちらも、今はもう無いので残念なのですけど・・(^_^;)
でも、新しいイベントは他にもたくさんあるし、今後、きっとどこかでお会いできますよね!ぜひいつか、作品を見てみたいです♪そのときはよろしくお願いしますo(^-^)o
Posted by Sai at 2011年09月14日 18:48
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